| 研究課題/領域番号 |
24KK0154
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| 研究種目 |
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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| 研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
佐々木 良平 神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (30346267)
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| 研究分担者 |
椋本 成俊 神戸大学, 医学部附属病院, 特命助教 (70634278)
城 鮎美 (瀬ノ内鮎美) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 関西光量子科学研究所 放射光科学研究センター, 主任研究員 (60707446)
川口 弘毅 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (60781820)
中山 雅央 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (60582004)
福本 毅 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (80778770)
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| 研究期間 (年度) |
2024-09-09 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
20,930千円 (直接経費: 16,100千円、間接経費: 4,830千円)
2027年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2026年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2024年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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| キーワード | 超高線量率X線 / 放射線治療 / 悪性黒色腫 / 白色X線 / シンクロトロン |
| 研究開始時の研究の概要 |
日本とオーストラリアの研究者らが連携し、超高線量率X線を用いた新しいがん放射線治療法をの包括的な基礎研究~前臨床試験を実施する。超高線量率X線は、驚異的な殺細胞効果と従来の放射線治療の毒性を劇的に低減できる特性があるが、利用できるのは放射光施設Spring-8だけで制限から臨床応用に向けた基礎研究や技術開発は停滞し、オーストラリアのシンクロトロン施設の専有ビームラインの確保によりその研究環境が十分確立されている。オーストラリアグループと連携することで、Spring-8とANSTOの2つの世界的な放射光施設利用により、超高線量率X線がん治療法に関する世界で唯一の国際共同研究を加速させる。
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| 研究実績の概要 |
本研究課題に関連した超高線量率放射線治療法の研究では、ゲル線量計と共焦点レーザー顕微鏡を用いた放射光X線マイクロビームの高解像度画像化、放射光X線照射による細胞浸潤能の評価やナノ粒子との併用効果に関するin vitro研究等に取り組んできた。共同研究の中心となるRMIT大学のMoshi Geso先生の多くの研究がRMIT大学単独ではなく、Melbourne University やMonash University 、University of SouthAustraliaといったオーストラリア国内の大学、オーストラリアの国立がんセンターであるPeter MacCallum Cancer CantreやAlfred Hospital、The University Hospital Geelongといった大規模病院、そしてオーストラリア放射線・原子力機関(ARPANSA)や放射光施設ANSTO等との共同で実施しており、オーストラリア国内に非常に強い協力関係を続けている。 Spring-8のシンクロトロンを用いた白色X線のビーム評価と生物実験を実施する予定であったが、突然の加速器トラブルがあり、独自に考案した高線量室X線を制御する可変式コリメータを作成し、その設置とビーム測定準備やアラニン計測法の準備などを実施していただけに研究の進捗に結びつけることができなかったことは次年度の課題として残っている。ヒト皮膚細胞のメラノサイト、およびそのがん細胞である悪性黒色腫細胞(BF10細胞)を用いる生物実験に関しては本学内で生物学的評価を実施し悪性黒色腫モデルマウスを即座に評価できる状態にある。 またオーストラリア研究者ともWeb会議やMeetingを予定しており、日豪の研究成果を融合させていく予定である。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
ヒト皮膚細胞のメラノサイト、およびそのがん細胞である悪性黒色腫細胞(BF10細胞)を用いる生物実験に関しては本学内で生物学的評価を実施し悪性黒色腫モデルマウスを用いた実験に関しては、それぞれの基礎条件を設定しており、現時点では高線量率照射以外の基礎実験を細胞、動実験動物の双方を用いて実施中である。 Spring-8のシンクロトロンを用いた白色X線のビーム評価と生物実験を実施する予定であったが、突然の加速器トラブルがあり、独自に考案した高線量室X線を制御する可変式コリメータを作成し、その設置とビーム測定準備やアラニン計測法の準備などを実施していただけに研究の進捗に結びつけることができなかったことは次年度の課題として残っている
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| 今後の研究の推進方策 |
Spring-8との協議により、代替的なビームタイム確保を相談できており、前年度できなかった研究を一気に実施する予定である。独自に考案した高線量室X線を制御する可変式コリメータを作成し、ビーム測定を順次行っていくがその方法にはフイルム法やアラニン計測法などにも挑戦していく予定である。またオーストラリア研究者ともWeb会議やMeetingを予定しており、日豪の研究成果を融合させていく予定である。
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