革新的ゲノムサーベーランス法によるケニア狂犬病ウイルスのスピルオーバー解明

• 研究課題/領域番号: 24KK0174
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 齊藤 信夫 長崎大学, 熱帯医学研究所, 准教授 (60626018)
• 研究分担者: 君付 和範 大分大学, 医学部, 講師 (10829724) ; 河本 聡志 大分大学, グローカル感染症研究センター, 教授 (60367711) ; 西園 晃 大分大学, 医学部, 教授 (70218155)
• 研究期間 (年度): 2024-09-09 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 20,800千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 4,800千円); 2028年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2027年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2026年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 狂犬病 / ゲノム解析 / 迅速診断 / スピルオーバー

研究開始時の研究の概要

本研究では迅速診断キットを活用した現場診断と包括的狂犬病対策を導入することにより、狂犬病検査体制を整え、そのうえでスピルオーバーが疑われる事例すべてにゲノム解析を行うことでケニアにおけるスピルオーバーの実態を明らかにする.本手法の導入には、迅速診断の導入だけでなく、地域での疑い動物の報告体制の確立が必須である。その実現のため、日本の研究機関（長崎大学、大分大学）が狂犬病グローバルアライアンス(GARC)を率いるプレトリア大学（南アフリカ共和国）やケニア農業省動物局、ケニア中央医学研究所と共同で実施する。