研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
運動は健康維持やリハビリテーションなどに広く用いられるが、一方で運動は慢性的な疼痛の誘因になることがある。運動誘発性疼痛は、運動を終了した後の長期間にわたって痛みを呈し、その治療が長期化することは少なくない。本研究は、運動が運動誘発性疼痛を引き起こすメカニズムについて、運動を行うことがASIC3とその下流を介し、BDNFの産生を高めることで、運動誘発性疼痛を生じるという仮説を検証することが目的である。