研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
再生医療は幹細胞の移植で完結するのではなく,細胞移植後の微小環境の管理が必須である.微小環境の形成には細胞間連携作用をもつエクソソーム,ミクログリアやマクロファージが関与しており,これらの制御ができれば脊髄神経回復に寄与できると考えられる.本研究では体外からの物理刺激でエクソソームを制御し,微小環境を管理する方法を検証し,脊髄損傷の運動機能回復のリハビリテーションを開発する.本国際共同研究は脊髄損傷研究は第一人者として研究実績がある研究機関先との共同研究を行い,代表者統括のもと若手研究者も細部の計画と実施を担い,次世代育成と国際ネットワークの強化を図る.