細胞の大量培養を実現するわた状足場材料の開発

• 研究課題/領域番号: 24KK0204
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分90:人間医工学およびその関連分野
• 研究機関: 名古屋工業大学
• 研究代表者: 小幡 亜希子 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40402656)
• 研究分担者: 徳留 靖明 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (50613296) ; 鈴木 一正 名古屋大学, 工学研究科, 講師 (20805618)
• 研究期間 (年度): 2024-09-09 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 20,930千円 (直接経費: 16,100千円、間接経費: 4,830千円); 2029年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2028年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2027年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2026年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2025年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 細胞培養用材料 / 繊維構造体 / 3Dイメージング

研究開始時の研究の概要

本研究課題では、細胞の大量培養とその回収を可能とする材料を開発し、再生医療分野および持続可能な食糧生産（培養肉開発）に貢献することを目的とする。細胞を用いた生体組織の再生や培養肉の作製には、共通した課題として『大量の細胞』を人工的環境下で用意する必要がある。これを実現すべく、本研究課題ではセラミックスやガラス素材を用いて、綿（わた）のような立体的な繊維構造体を開発する。繊維材料の表面構造を独自にデザインすることで、本材料への細胞の接着と脱離を操作したり、任意の状態に細胞を誘導したりする。