研究課題/領域番号 |
25220909
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊藤 毅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 名誉教授 (20168355)
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研究分担者 |
樺山 紘一 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 名誉教授 (30027544)
吉田 伸之 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 名誉教授 (40092374)
陣内 秀信 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (40134481)
高橋 康夫 京都大学, 工学研究科, 名誉教授 (60026284)
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研究期間 (年度) |
2013-05-31 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
187,200千円 (直接経費: 144,000千円、間接経費: 43,200千円)
2017年度: 38,610千円 (直接経費: 29,700千円、間接経費: 8,910千円)
2016年度: 35,620千円 (直接経費: 27,400千円、間接経費: 8,220千円)
2015年度: 37,700千円 (直接経費: 29,000千円、間接経費: 8,700千円)
2014年度: 35,360千円 (直接経費: 27,200千円、間接経費: 8,160千円)
2013年度: 39,910千円 (直接経費: 30,700千円、間接経費: 9,210千円)
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キーワード | 都市史 / 建築史 / 領域史 / 都市史学会 / 研究プラットフォーム / 荒涼地 / 島嶼 / 居住史 / 領域 / 都市 / 集落 / ターフハウス / 都市史学 / テリトリオ(領域史) / 南フランス / ナルボンヌ / カペスタン / クリュジー / イタリア・ヴェネト / アゾロ / 空間 / フリースラント / ヴェネト / ラングドック / アイルランド / テリトリオ |
研究成果の概要 |
わが国初の都市史研究のプラットフォームを構築するために、建築のみならず歴史、都市計画、地理学などの諸分野の研究者に広く呼びかけを行い「都市史学会」を2013年12月に創設した。これを基盤として学際的研究を積極的に進展させ、その成果は『都市史研究』1号~5号(山川出版社、2014~18年)として結実している。研究代表者・分担者はそれぞれ独自に調査活動・出版企画・研究集会を実施した。旺盛な研究調査活動のひとつの到達点として、日本の都市史にかんする叡智を集約した、都市史学会編『日本都市史・建築史事典』(丸善出版、2018年)が刊行された。以上の活動は本研究の目に見えるかたちでの高い水準の成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は従来ほとんど周縁的な位置にしか置かれてこなかった都市史研究を一挙に総合的な学術分野へと押し上げた点にその学術的・社会的意義が存する。諸外国では都市史研究はひとつの重要な分野としてすでに確立しているにもかかわらず、わが国ではその重要性がかならずしも自覚されていなかったことが一つの原因であった。本研究では都市史研究の魅力や学術的水準の高さを社会に示すため、多くのシンポジウム、学会活動、出版企画、講演企画などを次々と打ち出し、さらにフランス、イタリア、アメリカ、アジアなどの諸外国との連携にも取り組んだ。その副産物として、日本・中国・韓国における東アジア都市史学会が2018年に創立された。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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