研究課題/領域番号 |
25221107
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
深津 武馬 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 首席研究員 (00357881)
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研究分担者 |
古賀 隆一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (80356972)
二河 成男 放送大学, 教養学部, 教授 (70364916)
細川 貴弘 九州大学, 理学研究院, 助教 (80722206)
中島 裕美子 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 准教授 (70244340)
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研究期間 (年度) |
2013-05-31 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
135,330千円 (直接経費: 104,100千円、間接経費: 31,230千円)
2017年度: 23,270千円 (直接経費: 17,900千円、間接経費: 5,370千円)
2016年度: 27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
2015年度: 30,160千円 (直接経費: 23,200千円、間接経費: 6,960千円)
2014年度: 29,380千円 (直接経費: 22,600千円、間接経費: 6,780千円)
2013年度: 25,090千円 (直接経費: 19,300千円、間接経費: 5,790千円)
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キーワード | 共生 / 昆虫 / 大腸菌 / 実験進化 / 比較ゲノム / 機能進化 / 分子機構 / チャバネアオカメムシ / 腸内共生細菌 / ゲノム解析 |
研究成果の概要 |
我々は、チャバネアオカメムシという昆虫において、生存に必須な腸内共生細菌が自然集団で顕著な多型を示すことを発見した。さらに、もとの共生細菌と大腸菌の実験的置換により、正常な感染局在を示し、垂直伝達され、継代維持が可能であり、さまざまな操作実験や分子遺伝学の適用が可能な人工共生系の創出に成功した。この昆虫-大腸菌人工共生系を用いて、実験進化、ゲノム科学、分子遺伝学などのアプローチを駆使することにより、共生進化の分子機構の解明、共生機構の共通性と多様性の把握、共生進化の初期段階の理解、共生進化のリアルタイムの観察や記載など、共生進化の本質の理解につながる数々の重要な知見を得た。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A+
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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