研究課題
基盤研究(A)
我々は、アサ由来オリベトール酸閉環酵素(OAC)とその生成物であるオリベトール酸との複合体X線結晶構造の解析と変異導入実験から、チロシン72とヒスチジン78がOACの触媒残基である可能性を示した。さらに、OACの活性中心キャビティー内に見いだした疎水性に富んだペンチル結合ポケットを形成するアミノ酸残基を嵩高いアミノ酸に置換したところ、酵素活性が減弱することを明らかにした。これらの変異酵素についてX線結晶構造解析を行った結果、変異の導入によりペンチル結合ポケットの容積が減少し、基質が結合しにくくなったため、酵素活性を減弱することが明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 3件、 査読あり 18件、 謝辞記載あり 8件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 1件、 招待講演 8件)
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