研究課題
基盤研究(A)
大質量星の形成メカニズムを理解することを目的に、暖かいガスの冷却スペクトル線で最も重要な1階電離炭素が出す遠赤外線[CII]輝線に着目し、高解像度・広域の良質な[CII]画像データの取得を目指した。まず、既存[CII]分光器の改修を行い、冷却性能や光学性能の向上させた。分光器をインドへ輸送して、タタ基礎科学研究所ハイデラバード気球基地にて、気球望遠鏡観測を実施した。その結果、2017年11月と2018年3月に観測が成功し、大質量星形成領域9天体の科学データを取得した。平行して、5×5アレイ検出器と高波長分解能ファブリー・ペロー分光器の開発を進め、気球用の新型観測装置として組み上げた。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 3件、 査読あり 8件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 4件、 招待講演 3件)
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