研究課題/領域番号 |
25247039
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
下田 正 大阪大学, 理学研究科, 教授 (70135656)
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研究分担者 |
小田原 厚子 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (30264013)
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連携研究者 |
今井 伸明 東京大学, 大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター, 准教授 (80373273)
宮武 宇也 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50190799)
平山 賀一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (30391733)
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研究協力者 |
LEVY Phil TRIUMF, Resonant Ionization Laser Ion Source group, Senior Scientist
PEARSON Matt TRIUMF, Laser Spectroscopy group, Senior Scientist
木村 真明 北海道大学, 大学院理学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
42,120千円 (直接経費: 32,400千円、間接経費: 9,720千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2013年度: 28,990千円 (直接経費: 22,300千円、間接経費: 6,690千円)
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キーワード | 中性子超過剰核 / 中性子魔法数20 / スピン偏極不安定核ビーム / ベータ・ガンマ・中性子核分光法 / 30Mg, 31Mg核の構造 / スピン・パリティ / 変形共存の実験的証明 / 新奇レーザー分光法の開発 / 中性子過剰核 / 偏極31Na核ビーム / ベータ・ガンマ核分光 / 31Mgの構造 / 新たなレーザー分光法の開発 / 32Mg核の構造 / スピン偏極核分光 / 新たなレーザー分光法 / 32Na原子の超微細構造 / 32Mgの核構造 / 32Na核のベータ崩壊 / 変形状態 / ベータ遅発中性子放出 / island of inversion / 31Mgの核構造 / ベータ遅発崩壊 / ガンマ線遷移 / 中性子崩壊 / スピン偏極 / レーザー光ポンピング / ガンマ線 / 中性子 |
研究成果の概要 |
魔法数付近の核子数をもつ超非対称原子核では、独立粒子の描像で期待される球形状態と核子間相関によって引き起こされる変形状態のせめぎ合いによって、様々な形をした励起状態が励起エネルギーの狭い領域に出現するという「変形共存」の可能性が指摘されている。本研究では、スピン偏極した不安定核のベータ・ガンマ・中性子核分光法という独自の手法を用いて、魔法数20付近の中性子数を持つ中性子過剰核31Mgおよび30Mgの励起状態の構造(スピン・パリティ、遷移確率)を詳細に解明することに世界で初めて成功した。その結果、このような軽い中性子過剰核においても様々な変形度を持つ特異な状態が共存することを実験的に証明した。
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