研究課題/領域番号 |
25247070
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
今井 正幸 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60251485)
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研究分担者 |
佐久間 由香 東北大学, 大学院理学研究科, 助教 (40630801)
浦上 直人 山口大学, 理工学研究科, 准教授 (50314795)
鈴木 健太郎 神奈川大学, 理学部, 外部資金雇用研究者 (60512324)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
42,900千円 (直接経費: 33,000千円、間接経費: 9,900千円)
2015年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2014年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2013年度: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
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キーワード | プロトセル / ベシクル / 化学刺激 / 膜分子合成 / 分子シミュレーション |
研究成果の概要 |
本研究ではベシクルが生命機能を獲得する最初の一歩に着目し、ベシクルと化学反応の連携がもたらすベシクルダイナミクスに焦点を当てて研究を進めた。その結果、単純な化学刺激によりベシクルの駆動や変形などの生命機能に特有な現象を見出し、その機構が化学刺激による膜表面の界面張力や膜面積の変調であることを明らかにした。また、自己生産するベシクル系として、膜表面での加水分解反応を利用したリン脂質系の開発に成功した。さらに自己生産ベシクルの機構を解明するために、分子シミュレーション法を開発し、分子形状とベシクルの形状が連携することにより変形・分裂・再帰の性質が保証されることを明らかにした。
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