研究課題/領域番号 |
25247089
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
久保 友明 九州大学, 理学研究院, 准教授 (40312540)
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研究分担者 |
肥後 祐司 公益財団法人高輝度光科学研究センター, その他部局等, 研究員 (10423435)
上原 誠一郎 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70158773)
金嶋 聰 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80202018)
加藤 工 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90214379)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
38,870千円 (直接経費: 29,900千円、間接経費: 8,970千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2013年度: 23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
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キーワード | 深発地震 / 変形実験 / 高圧実験 / AE測定 / 放射光X線その場観察 / 蛇紋石 / 脱水反応 / 反応と流動の相互作用 / 高圧変形実験 / 放射光その場観察 / 反応と流動 / 多点AE測定 / 高温高圧変形実験 / 放射光その場観察実験 |
研究成果の概要 |
沈み込む海洋プレートで深さ300km付近まで起こる稍深発地震は地球内部における未解明の謎の一つであり、その原因として蛇紋石の脱水反応が剪断不安定化を引き起こす可能性が指摘されてきた。本研究では放射光の単色X線、D-DIA型の高圧変形装置、多端子acoustic emission測定システムを組み合わせ、高圧下で反応と流動、剪断不安定現象を実験的に同時その場観察できる新規手法を開発した。そのシステムを用いて7GPa, 600℃までの条件で蛇紋石の脱水変形実験を行ったところ、従来の予想とは異なり、蛇紋石の脱水反応が直接的に剪断不安定化を引き起こすわけではないことが明らかになった。
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