研究課題/領域番号 |
25248009
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
竹内 佐年 国立研究開発法人理化学研究所, 田原分子分光研究室, 専任研究員 (50280582)
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連携研究者 |
上久保 裕生 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 准教授 (20311128)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
43,550千円 (直接経費: 33,500千円、間接経費: 10,050千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2013年度: 26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
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キーワード | 時間分解分光 / ラマン散乱 / 光受容タンパク質 / フェムト秒 / 水素結合 / 光異性化 / 光受容蛋白質 / ラマン分光 |
研究成果の概要 |
極限まで高度化した独自のフェムト秒時間領域ラマン分光により、光受容タンパク質の初期の分子過程を生理条件のもとに観測し、解明した。特にイエロープロテインでは、励起状態の低波数ラマン信号の振舞いを初めて観測し、光吸収後の100 fsで発色団と隣接するアミノ酸残基との間の水素結合が弱くなることを示した。また、発色団が励起状態の間は初期のトランス型構造を保持するのに対し、最初の基底状態中間体では捩れたシス型に異性化していることを明らかにした。さらに、新規の2次元フェムト秒ラマン励起プロフィール分光を開発し、超高速異性化に伴う励起分子の振舞いを構造の観点から可視化することに成功した。
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