研究課題/領域番号 |
25248028
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
相田 卓三 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授(移行) (00167769)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2013年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
|
キーワード | 機能性高分子 / 自己組織化 / カラムナー液晶 |
研究概要 |
本申請研究は、配向制御可能なカラムナー液晶を素材とすることでこれまで実現出来なかった新規なマテリアル、高速な電場応答性を有する強誘電性カラムナー液晶と高選択的多孔質膜を開発することを目的としている。本研究課題は、研究代表者が世界に先駆けて開発した「側鎖の分子デザインによるカラムナー液晶の電場配向」という基盤技術があって初めて実現・挑戦できる課題である。これまで必要とされながらも構築する手段がない故に開発出来なかった、破格の機能を持った材料の創成を目指す。分子デザインによりカラムナー液晶の持つ潜在能力を最大限に引き出さんとする本研究は、マテリアルサイエンスに新たな可能性を導くと確信している。 本申請研究では、側鎖の分子デザインによるカラムナー液晶の電場配向という研究代表者が発見した原理を足場とした新規なマテリアル、特に強誘電性カラムナー液晶と高選択的分離膜の二つを創成することを目的としている。それらは互いに情報を共有させつつ、同時並行で進めていく予定である。どちらの場合においても分子設計によるマテリアルデザインを基本とし、カラムナー液晶に関しては、誘電率・運動性等、多孔質膜に関しては空孔サイズ・環内水素結合パターンの最適化を推し進めていく。 どちらの研究トピックにしても、種々の分子の合成を同時進行で行っていく必要があり、それらを進めていた。そうしたところ、同時に申請した特別推進研究が採択されたため、本申請研究は廃止となった。そのため実質的に一ヶ月程度しか研究期間がなく、いくつかの分子を合成するにとどまった。分子の合成過程で得られた知見は、採択された新たに採択された特別推進研究における実験にも活用されている。
|
現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|