研究課題/領域番号 |
25249060
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岸 利治 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90251339)
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研究分担者 |
山田 義智 琉球大学, 工学部, 教授 (80220416)
武若 耕司 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (10155054)
山口 明伸 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (50305158)
杉山 隆文 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70261865)
山路 徹 国立研究開発法人港湾空港技術研究所, 構造研究領域, 領域長 (10371767)
岡崎 慎一郎 国立研究開発法人港湾空港技術研究所, 構造研究領域, 研究官 (30510507)
酒井 雄也 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (40624531)
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研究協力者 |
松田 芳範
上田 洋
蔵重 勲
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)
2015年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2014年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2013年度: 23,660千円 (直接経費: 18,200千円、間接経費: 5,460千円)
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キーワード | コンクリート / 塩害 / 塩化物イオン / 停滞 / 移流 / 拡散 / 耐久設計 / 気泡 / 耐久性 / 浸透 |
研究成果の概要 |
本研究では、コンクリート中への塩分浸透およびその停滞挙動の機構を解明するため、様々な検討を実施した。その結果、拡散による塩分浸透は直径10nm程度の極めて小さい空隙においては空隙壁面の電気的相互作用によって停滞する可能性があること、液状水の移動に伴う物質の侵入である移流に関しては、コンクリートの緻密さや空隙内での液状水の存在が移流に起因する塩分浸透の阻害要因になること、具体的には、空隙中での気泡の存在や気液界面の存在が液状水の侵入を阻害したり制動をかけたりすることを明らかにした。さらに、移流と拡散双方の浸透機構に基づいて、塩分浸透停滞現象を考慮した簡易な塩分浸透算定手法の検討を行った。
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