研究課題/領域番号 |
25249078
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中島 正愛 京都大学, 防災研究所, 教授 (00207771)
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研究分担者 |
岡崎 太一郎 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20414964)
松宮 智央 近畿大学, 建築学部, 准教授 (20454639)
保木 和明 北九州市立大学, 国際環境工学部, 講師 (70599026)
倉田 真宏 京都大学, 防災研究所, 准教授 (70624592)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
45,370千円 (直接経費: 34,900千円、間接経費: 10,470千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2014年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2013年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
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キーワード | 耐震設計 / トライポロジー / 振動台実験 / 数値解析 / 黒鉛潤滑 / 鋼構造 / 摩擦 |
研究成果の概要 |
より高度な耐震構造を構築すべく、本研究では、上部構造と基礎部を緊結させず、大地震に対してはこの界面で滑らせることによって、上部構造に作用する最大せん断力を制御する「直置き型構造物」を提案した。黒鉛潤滑剤を界面に撒くという簡便かつ安価な方法によって、滑り係数として約0.2を確保することができ、また多数回の滑りに対しても安定した滑り係数が保持されることを、一連の振動台実験から明らかにした。また滑りを伴う2自由度系への理論展開と網羅的な時刻歴応答解析から、パルス性の高い地震動に対して上部構造に作用する最大せん断力係数として、滑り係数の2倍が目安になることを導いた。
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