研究課題/領域番号 |
25249099
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
津崎 兼彰 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40179990)
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研究分担者 |
澤口 孝宏 物質・材料研究機構, 主席研究員 (30354161)
小山 元道 九州大学, 大学院工学研究院, 助教 (20722705)
松永 久生 九州大学, 大学院工学研究院, 准教授 (80346816)
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連携研究者 |
野口 博司 九州大学, 大学院工学研究院, 教授 (80164680)
東田 賢二 九州大学, 大学院工学研究院, 教授 (70156561)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
45,370千円 (直接経費: 34,900千円、間接経費: 10,470千円)
2015年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2014年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2013年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
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キーワード | 高Mnオーステナイト鋼 / 疲労変形 / 低サイクル疲労 / 疲労き裂進展 / マルテンサイト変態 / 鉄鋼材料 / 耐震性 / 震災復興 / High-Mn steel / 破壊 / 機械的性質 / ミクロ組織 |
研究成果の概要 |
長周期長時間地震動対策のための制震ダンパー鋼材として、鉄系形状記憶合金におけるミクロ変形の可逆性によって疲労特性が向上することに着眼し、その疲労特性向上の機構解明と系統的な材料データの構築を行った。その結果、疲労き裂先端近傍での変形誘起FCC-HCPマルテンサイト変態が起こる条件のFe-30Mn-4Si-2Al合金で低サイクル疲労特性が最も優れることが明らかとなった。また、本合金の優れた疲労特性(長寿命)は、き裂進展寿命に起因していることを明らかにした。その上で、き裂進展速度に及ぼすマルテンサイト変態の寄与について考察し、最適なマルテンサイト量があることを示した。
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