研究課題
基盤研究(A)
がんをはじめとする種々の疾患において分泌蛋白質Wnt5aの高発現と病態の悪性化との関連が示唆されている。本研究において1)上皮細胞におけるWnt5aとその受容体の輸送機構とWnt5aによる細胞-基質接着の制御機構、2)Wnt5aによる新規がん細胞増殖機構、3)Wnt5aシグナルを高感度に検出するスクリーニング系の開発ならびにWnt5aシグナル阻害化合物の同定、4)腸管炎症病態におけるWnt5aシグナルによる増悪化機構の四点を明らかにした。これらの研究成果はWnt5aが関与する成体の様々な疾患の分子機構の解明に貢献し、Wnt5aシグナルを標的とする阻害剤開発に寄与すると考えている。
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