研究課題
基盤研究(A)
イネの低温土中出芽性、倒伏抵抗性、葉の光合成速度を高める遺伝子座を、マーカーを使って集積し、その効果を検討した。その結果、複数の遺伝子座を集積することによって、低温発芽性、倒伏抵抗性、葉の光合成速度が一層高まることが分かった。そして、遺伝子座を組み合わせて、穂発芽耐性を低下させることなく低温土中出芽性の高い準同質遺伝子系統を育成した。さらに、光合成速度を高める遺伝子座の中から、乾物生産量を高めて子実収量を高める遺伝子座を見出した。以上の研究によって、適切な遺伝子座を組み合わせて導入することによって、湛水直播水稲の収量性に関わる形質を改良し、収量を安定して高め得る可能性を示すことができた。
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