研究課題/領域番号 |
25257004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
横山 智 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30363518)
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研究分担者 |
中川 聡史 埼玉大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (10314460)
佐藤 廉也 大阪大学, 文学研究科, 教授 (20293938)
白川 千尋 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (60319994)
高橋 眞一 新潟産業大学, 経済学部, 教授 (80030683)
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連携研究者 |
西本 太 長崎大学, 大学院グローバルヘルス研究科, 助教 (60442539)
蒋 宏偉 総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 特任助教 (50436573)
富田 晋介 名古屋大学, アジアサテライトキャンパス学院, 特任准教授 (60378966)
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研究協力者 |
丹羽 孝仁 帝京大学, 経済学部, 講師 (10736268)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
37,700千円 (直接経費: 29,000千円、間接経費: 8,700千円)
2016年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2015年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2014年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2013年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
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キーワード | 小規模社会集団 / 人口動態 / 再生産 / 生業変化 / ラオス / 生業 / 出稼ぎ / 地理学 / 人口学 |
研究成果の概要 |
本研究では、ラオスにおいて、天水田稲作と焼畑の生業構造が異なる2つの集落を対象に、人口動態・再生産・生業に関する各要因間の相互関係を分析した。 その結果、天水田稲作農村で人口増加に対処するために住民がとった行動は、土地利用の集約化や農業の高度化ではなく、1980年代からのタイへの出稼ぎであった。出稼ぎで得たお金で水田を購入し、さらに見かけ上の人口を減少させて、自給と現金収入獲得の両立を図った。一方の焼畑山村では、女性の有配偶出生率が4未満と低い水準にあった。そこで、食事調査によって住民の栄養状態を調べたところ、低栄養の状態が低出生率の原因である可能性を示唆した。
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