研究課題/領域番号 |
25281030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 大阪府立公衆衛生研究所 (2016) 大阪大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
山口 進康 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部, 総括研究員 (20252702)
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研究分担者 |
谷 佳津治 大阪大谷大学, 薬学部, 教授 (50217113)
馬場 貴志 鳥取大学, 農学部, 特任准教授 (20423121)
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研究協力者 |
李 品芳 中国農業大学, 環境資源学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2015年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 黄砂 / バイオエアロゾル / 微生物群集構造解析 / 環境影響 / 健康影響 |
研究成果の概要 |
本研究では、黄砂の発生源に近い中国・北京および発生源から離れた日本の大阪において、生活環境の大気中の微生物(細菌および真菌)を対象として、黄砂非発生時も含めた連続モニタリングを実施し、微生物群集を網羅的に解析することにより、黄砂現象にともなって移動する微生物が下流域の環境・生態系や健康に与える影響を、時間的かつ空間的に考察した。細菌群集構造解析の結果、大阪では発生源に由来する細菌は減少し、移動経路の地上の影響および測定地周辺の影響をより強く受けていた。したがって、黄砂現象が環境およびヒトの健康に与える影響は、発生源から離れるにつれて、小さくなっていくと考えられた。
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