研究課題
基盤研究(B)
廃水処理に有用な細菌を膜分離活性汚泥(MBR)に導入すれば、その細菌の沈降性や凝集性に左右されず、処理に適した活性汚泥細菌群集をデザインできることを提案した。難分解性化学物質として4-tert-ブチルフェノール(4-t-BP)を選び、分解菌Sphingobium fuliginis OMIを実験用MBRにバイオオーグメンテーションした。流入濃度20 mg/Lの4-t-BPに対し、対照系のMBRは処理水の濃度が8~14mg/Lで変動し、十分な処理ができなかった。オーグメンテーションをしたMBRは、7~21日後は処理水から4-t-BPが検出(0.1 mg/L)されず、目的が達成された。
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下水道協会誌
巻: 53 ページ: 138-144
J. Water Environ. Technol.
巻: 12 ページ: 99-107
130003391656