研究課題/領域番号 |
25281043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
栗栖 太 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30312979)
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研究分担者 |
春日 郁朗 東京大学, 大学院工学系研究科, 講師 (20431794)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | バイオレメディエーション / ベンゼン / シングルセルゲノム / 電気培養 / ベンゼン分解 |
研究成果の概要 |
嫌気条件下でのベンゼンの分解のなかでも、メタン生成条件における分解については純粋分離もされておらず、分解機構がほとんどわかっていない。以前研究代表者らがベンゼン分解微生物の候補として特定した細菌Hasda-Aについて、まずは電気培養法によりさらに集積を高めた。次にセルソーティングにより1細胞を分取し、そのゲノム情報を解読した。嫌気ベンゼン分解の主要な経路であるBenzoyl CoA還元酵素の遺伝子を持っていることが明らかとなった。鉄還元条件でのベンゼン初発代謝である炭酸化、硝酸還元条件でのメチル化いずれも見つからず、まったく新規な初発代謝であることが示唆された。
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