研究課題/領域番号 |
25281055
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
河口 洋一 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (20391617)
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研究分担者 |
谷口 義則 名城大学, 理工学部, 准教授 (30316145)
卜部 浩一 地方独立行政法人北海道総合研究機構, さけます・内水面水産試験場, 研究主任 (30442669)
関島 恒夫 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10300964)
鷲見 哲也 大同大学, 工学部, 准教授 (50303673)
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連携研究者 |
岸 大弼 岐阜県河川環境研究所, 下呂支所, 主任研究員 (80455526)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 温暖化 / 温度ストレス / ヒートショック蛋白 / オショロコマ / 砂防・治山ダム / スリットダム / 保全 |
研究成果の概要 |
知床半島西岸でダムが高密度に存在する川の水深は浅く、流速は遅く、河畔林 がないため日光が川にそそぎ、水温は上昇(夏期最高水温25℃)した。そのような川のオショロコマ密度は低く幼魚は確認できなかった。実験からオショロコマ幼魚は22°C以上になると採餌が低下し26°Cで死に至る。 熱ストレスに対するオショロコマの防御応答を明らかにする実験では、Hsp(ヒートショック蛋白)60sと70の発現量は16℃以上で上昇した。野外調査からHsp60と60sの発現量が増加すると卵巣重量が小さくなり、Hsp60sと70の発現量が高い河川では、オショロコマ密度が低かった。Hspは熱ストレスの分子指標として有効である。
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