研究課題/領域番号 |
25281064
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
比嘉 充 山口大学, 理工学研究科, 教授 (30241251)
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研究分担者 |
遠藤 宣隆 山口大学, 理工学研究科, 講師 (40314819)
垣花 百合子 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (90592014)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 濃度差エネルギー / ポリビニルアルコール / ブロック共重合体 / イオン交換膜 / モノリシック / 逆電気透析 / 動的輸率 / 膜抵抗 / ファウリング / イオン交換容量 / イオン選択性 |
研究成果の概要 |
REDシステムを構成するモノリシック発電セル用の新規イオン交換膜はポリビニルアルコール(PVA)系ブロック共重合体から作製し、これらの膜は膜抵抗、イオン選択性において市販膜より優れた基礎性能を示した。 また市販イオン交換膜を使用した大型RED発電装置は模擬海水として0.5MNaCl、模擬河川水として0.02MNaClを使用した場合、最大出力17.8W、出力密度0.45 W/m2を示した。この時の海水および淡水の供給圧と溶液流量から算出したポンプ電力は2.76 Wとなり、これより、15.1 Wの実効出力が得られた。この結果よりRED発電システムとしては将来のエネルギー源として期待できる。
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