研究課題/領域番号 |
25282142
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
由井 伸彦 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (70182665)
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研究分担者 |
田村 篤志 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (80631150)
有坂 慶紀 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (70590115)
徐 知勲 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (20611544)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | ポリロタキサン / 分子運動性 / 細胞機能調節 / ブロック共重合体 / 運動性 / タンパク質吸着 / 和周波発生分光法 / 細胞分化 / RAFT / 超分子 |
研究成果の概要 |
ポリロタキサン(PRX)を基盤とした分子運動性表面による細胞育成環境に適したバイオマテリアル表面の構築を目指して、PRX表面を作製し分子運動特性が与える吸着タンパク質および幹細胞分化への影響について評価した。分子運動性によって培養細胞の細胞形態制御因子の活性化を制御することが可能となり、分子運動性の低い表面上で間葉系幹細胞は骨芽細胞に分化し、分子運動性の高い表面上で脂肪細胞に分化した。さらに分子運動性の高い表面上において人工多能性幹(iPS)細胞は心筋細胞に分化した。これらの結果より、分子運動性表面は細胞骨格系シグナルによる細胞機能調節を可能とする新たな細胞生育環境としての有用性が示された。
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