研究課題/領域番号 |
25282250
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳計測科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
水谷 隆太 東海大学, 工学部, 教授 (70272482)
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連携研究者 |
鈴木 芳生 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 副主席研究員 (20372146)
竹腰 進 東海大学, 医学部, 教授 (70216878)
糸川 昌成 公益財団法人東京都医学総合研究所, 病院等連携研究センター, センター長 (40332324)
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研究協力者 |
雑賀 里乃
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | マイクロトモグラフィ / ナノトモグラフィ / 統合失調症 / 脳 / 三次元構造 / 放射光 / nanotomography / nano-CT / トモグラフィ / 神経回路 / マイクロCT |
研究成果の概要 |
統合失調症は、その症状から脳の神経細胞の変化が示唆される。しかし、その物理的基盤は明らかでない。本研究では、統合失調症例と健常例を対象に、SPring-8および米アルゴンヌ国立研Advanced Photon Sourceにおいて、ナノトモグラフィ法により前帯状回皮質の組織構造を解析した。得られた三次元像から神経細胞をトレースし、神経突起の曲率等を評価した。その結果、神経細胞の構造が個人間で異なり、統合失調症で顕著に変化することが明らかとなった。解析対象とした前帯状回は、意思決定等の精神機能を担う部位とされている。本研究で見出した構造変化は、統合失調症の精神症状を反映している可能性がある。
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