研究課題/領域番号 |
25283005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三重野 文晴 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (40272786)
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研究分担者 |
水野 広祐 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (30283659)
生方 史数 岡山大学, その他の研究科, 准教授 (30447990)
藤田 幸一 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (80272441)
駿河 輝和 神戸大学, その他の研究科, 教授 (90112002)
岡本 正明 京都大学, 東南アジア研究所, 准教授 (90372549)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 東南アジア / 経済発展 / 農村 / 労働 / 資本 |
研究成果の概要 |
東南アジア経済について、従来型のメカニズムによる成長は意外に堅実で、その方向性にはさほどの変化はない。一方で環境整合型技術や農業基盤型産業化といった新しい成長メカニズムの現れは緩慢で、現在のところまだ補助的なものに留まっている。他方、生産要素の一つである資本・金融の動態は、域内あるいは世界への投資が活発化するなど、より能動的なものに変質しつつある。 最後に、成長メカニズムそのものの構造変化の問題よりは、都市における消費経済の成熟や人口動態の変化を背景とする価値観の多様化や再分配をめぐる社会対立の顕在化が、喫緊の問題として深刻であり、それを調整する社会政治システムの確立が優先課題である。
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