研究課題/領域番号 |
25284005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川添 信介 京都大学, その他部局等, 理事 (90177692)
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研究分担者 |
山口 雅広 立命館大学, 文学部, その他 (20646377)
辻内 宣博 東洋大学, 文学部, 准教授 (50645893)
小川 量子 立正大学, 付置研究所, 研究員 (60648442)
藤本 温 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80332097)
伊藤 邦武 龍谷大学, 文学部, 教授 (90144302)
松根 伸治 南山大学, 人文学部, 准教授 (90432781)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | スコラ哲学 / 徳倫理学 / 正義 / 実践的な知 / アリストテレス / キリスト教神学 / 中世スコラ哲学 / 西洋スコラ哲学 |
研究成果の概要 |
西洋13世紀以降の盛期・後期スコラ哲学には、キリスト教を基本的な背景としながらも、古代ギリシアのアリストテレスを共通の参照枠とした豊かな倫理思想が展開されていた。本研究はトマス・アクィナス、フォンテーヌのゴドフロワ、ゲントのヘンリクス、ドゥンス・スコトゥス、ビュリダンの倫理学において、認知的機能をも有する「思慮・賢慮(prudentia)」という徳がどのような役割を持っているかを明らかにしようとした。同時に、現代の徳倫理学と中世スコラの倫理思想との関連の一端を解明した。
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