研究課題/領域番号 |
25284015
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
谷山 洋三 東北大学, 文学研究科, 准教授 (10368376)
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研究分担者 |
得丸 定子 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (00293267)
鈴木 岩弓 東北大学, 文学研究科, 教授 (50154521)
BECKER CARL.B 京都大学, こころの未来研究センター, 教授 (60243078)
奥井 一幾 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 講師 (90755969)
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連携研究者 |
高橋 原 東北大学, 大学院文学研究科, 准教授 (30451777)
今井 洋介 新潟県立がんセンター新潟病院, 内科部長 (30650395)
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研究協力者 |
森田 敬史 長岡西病院ビハーラ病棟, ビハーラ僧
郷堀 ヨゼフ 淑徳大学, アジア国際社会福祉研究所, 准教授 (80611152)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 臨床宗教師 / スピリチュアルケア / グリーフケア / 宗教的ケア / ストレス軽減 / 宗教学全般 / 宗教・儀礼 / チャプレン / 臨床宗教教育 |
研究成果の概要 |
臨床宗教師の活動実態調査を行い、その意義について明らかにした。さらに、臨床宗教師のケアの特徴を表す「宗教的資源の活用」などケア方法を整理し、公共空間における倫理的なプロセスを明示した。その教育や社会実装において最も重要な成果である。様々な宗教的資源のうち読経の効果に着目し、心理尺度と生化学指標を用いた実験を行った結果、読経聴取という簡便な方法により悲嘆ストレスが軽減されることが、世界で初めて客観的データによって実証できた。 これらの成果は東北大など諸大学で実施されている養成プログラムに活かされており、熊本地震の被災者支援や、緩和ケアや在宅ケアなどヘルスケア分野での活動の下支えとなっている。
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