研究課題/領域番号 |
25284069
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
今橋 映子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20250996)
|
研究分担者 |
永井 久美子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10647994)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 雑誌研究 / 美術雑誌 / 明治大正文化 / 岩村透 / 初期社会主義 / 日本近代美術 / 思想雑誌 / 比較文学 / 坂井犀水 / 比較芸術 |
研究成果の概要 |
本研究は、明治大正期研究で一次資料として対象外であった「雑誌」が「研究」としていかに可能かを、比較文学・比較芸術的観点から明らかにした。特に、1900~20年代に展開した「文学芸術総合雑誌」を徹底分析することで、この時期の雑誌文化が、同時代の出版統制史と深く絡み合っていること、文学芸術系の総合雑誌は同時代の思想系雑誌と深い連関にあること、明治大正期の雑誌はその同人たちや関連人物たちの思想的紐帯であり、雑誌を基盤に多くの活動が派生的に行われたことなど、新たな側面を拓く視点、方法論を獲得することができた。本研究の成果は6本の学術論文等で公表され、すべての成果を含んだ刊行本を近く上梓する予定である。
|