研究課題/領域番号 |
25284171
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
杉山 祐子 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (30196779)
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研究分担者 |
阪本 公美子 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (60333134)
坂井 真紀子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (70624112)
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研究協力者 |
山田 厳子 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (20344583)
山本 志乃 旅の文化研究所, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 現金の社会化 / アフリカ農村 / 現金づくり / 現金づかい / 日本の地方農村 / ジェンダー / 社会的再編 / 新しい生産資源 / 現金づくり・現金づかい / 格差と新たな共的関係 / 生産資源 / 日本農村 |
研究成果の概要 |
本研究ではアフリカ農民の生計における現金に焦点を当て、現金が社会的な文脈に埋め込まれる動きを「現金の社会化」とよぶ。農民の生計活動と現金の関係を具体的に検討し、国家の経済から距離をとろうとする生活防衛的な側面と新しい手段を開発するイノベーティブな側面の両方に注目して、生産資源をめぐる社会関係の再編過程を明らかにした。その作業を通して「現金の社会化」に関わる分析モデルを構築することを目的とした。その結果、1)現金・モノ・労働力を回して安定させ選択肢を増やす生計戦略、2)社会関係をつくる契機としての雇用労働、3)生産資源の利用と確保をめぐるジェンダー化された共的関係などが明らかになった。
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