研究課題/領域番号 |
25284175
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松田 素二 京都大学, 文学研究科, 教授 (50173852)
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研究分担者 |
阿部 利洋 大谷大学, 文学部, 准教授 (90410969)
伊地知 紀子 大阪市立大学, 文学部, 准教授 (40332829)
中村 律子 法政大学, 現代社会学部, 教授 (00172461)
古川 彰 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90199422)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 小さな共同体 / 生活世界 / 日常人類学 / 接合知 |
研究成果の概要 |
本目的は、グローバル化の進展のなか世界各地で生起している普遍的な世界基準と個別のローカル文化との間の対立を超克し,両者を接合する知の生成メカニズムを解明することにある。グローバル基準は、確かに普遍的人権の尊重や地球環境の保全の実現に大きな貢献をなした。同時に先進社会の価値基準の押しつけという批判も生み出した。一方ローカル文化の実践は、土着の知恵への再評価に貢献すると同時に、その土着文化に内包される抑圧が文化の名のもとに正当化されることへの危惧も指摘されてきた。本研究は、生活世界の創造性に依拠する日常人類学的手法によって、両者が葛藤/折衝する現場で具体的に表出する接合知の実相を明らかにする。
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