研究課題/領域番号 |
25285089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
板谷 淳一 北海道大学, 公共政策学連携研究部, 教授 (20168305)
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研究分担者 |
宮里 尚三 日本大学, 経済学部, 教授 (60399532)
井深 陽子 慶応大学, 経済学部, 准教授 (20612279)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | peer effect / 公共財 / ワクチン接種行動 / 自発的供給 / 予防接種 / 外部性 / フリーライダー |
研究成果の概要 |
本研究では、予防ワクチンの接種は公共財的な性質を備えている事実から、接種行動を公共財の自発的供給の一種と考えて、ワクチン接種接種に対するpeer effects(同僚間相互効果)についての理論的・実証的分析を行った。最初に、ある市(匿名)のワクチン接種記録の個票データの利用して、集落内の隣人の接種率が個人の接種率にプラスの効果を与えるという実証結果を得た。さらに、調査会社を通じて予防接種状況に関するインターネット調査(全国調査,1000人分のデータを得た)を実施して、同居者の接種行動が他の家族メンバーの予防接種行動にpeer effectsを与えることも実証的に確認された。
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