研究課題/領域番号 |
25285148
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
太郎丸 博 京都大学, 文学研究科, 准教授 (60273570)
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研究分担者 |
永吉 希久子 東北大学, 文学研究科, 准教授 (50609782)
柴田 悠 立命館大学, 社会学部, 准教授 (50631909)
田靡 裕祐 立命館大学, OIC総合研究機構, 研究員 (80619065)
真鍋 一史 青山学院大学, 地球社会共生学部, 教授 (90098385)
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連携研究者 |
大和 礼子 関西大学, 社会学部, 教授 (50240049)
阪口 祐介 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (50589190)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 社会変動 / 近代化 / 価値観 / 脱近代 / 国際比較 / 後期近代 / 態度 / 価値 / 社会意識 / 性役割意識 / 脱近代化 / 労働価値 / グローバル化 |
研究成果の概要 |
1973-2008年の日本の価値意識の変化を、諸外国と比較しながら記述し、その変化の原因を明らかにした。第一に、価値意識の変化の方向性については、少なくとも日本に関しては、いわゆるポストモダン化(価値観の多様化、階級と価値観の関連の減少、近代的価値観の後退)は生じておらず、むしろ近代の深化(私生活志向や自己表出重視の強まり)が生じていた。第二に、このような価値観の変化を、年齢、時代、コーホートの効果に分解して説明した。総じて、通説で言われているほどにはコーホートの効果は大きくなく、大きな価値観の変動が起きる場合にはすべてのコーホートで価値観が変化していることが分かった。
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