研究課題/領域番号 |
25285193
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
酒井 佐枝子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 准教授 (20456924)
|
研究分担者 |
榊原 久直 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 講師 (90756462)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 自閉スペクトラム症 / 自閉症広域表現型 / 親子関係 / 臨床心理学 / 広域表現型 / 自閉症スペクトラム |
研究成果の概要 |
自閉スペクトラム症児とその養育者への関係性構築支援を検討した本研究では、養育者の自閉症広域表現型に注目し、情報の授受、自身に関する洞察の特異性が認められることを抽出した。関係性構築を目指したプログラムを提供する際には、養育者の自閉症広域表現型を考慮した心理教育、枠組みの明示、視覚提示が有効であるとともに、ファシリテーションや当事者間の語りを通してメンタライゼーションが生じる可能性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は養育者自身の対人関係のありように焦点をあて、その特徴とともに、プログラム効果を自記式質問紙と合わせて親子自由遊び場面の行動観察を客観データとして分析した結果をもとに、支援の枠組みを提示した。 対人関係の持ち方に特性を有する自閉スペクトラム症児への対人関係構築の支援は喫緊の課題といえ、その基盤となる養育者との関係性の育みを支援する際の具体的な支援の一助を提示した点において、社会的意義は大きい。
|