研究課題/領域番号 |
25285201
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
正高 信男 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60192746)
|
研究分担者 |
船橋 新太郎 京都大学, こころの未来研究センター, 教授 (00145830)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
|
キーワード | 意識・認知・注意 / 発達障害 / 意識、認知、注意 / 近赤外分光法 / 前頭連合野 / 作業記憶 / ストレス / 意識 / 認知 / 注意 |
研究成果の概要 |
本研究は、ヒトとサルを対象として、発達障害の認知特性を解明すると同時に診断法の確立を目的とした。近赤外分光法は主にヒトの脳活動計測に用いられる手法であるが、これをサルに応用することに成功した。これにより、今後はヒトと動物モデルでの直接的な比較が可能となり、発達障害の生物学的背景の解明が進むと期待される。また、発達障害児の毛髪中のストレスホルモン量を測定し、認知特性との関連を調べることにより、発達障害で見られる一部の認知機能障害は慢性的ストレスによる二次的な障害であることを見出した。この発見は、今後の発達障害のより的確な診断に大きく貢献すると期待される。
|