研究課題/領域番号 |
25286028
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
桐原 和大 国立研究開発法人産業技術総合研究所, ナノ材料研究部門, 主任研究員 (70392610)
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研究分担者 |
向田 雅一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, ナノ材料研究部門, 主任研究員 (70358141)
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連携研究者 |
清水 禎樹 産業技術総合研究所, ナノ材料研究部門, 研究グループ長 (20371049)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | ナノ材料 / 熱電変換 / ナノ物性計測 / 炭化ホウ素 |
研究成果の概要 |
本研究では、様々な廃熱を電力に変換する熱電材料として、有望な炭化ホウ素に焦点を当て、そのナノ構造化による高性能化を目指した。その結果、セルロースアニール法で合成した炭化ホウ素ナノワイヤの導電率とSeebeck係数を1本ずつ精密に計測することに成功し、一部の温度でナノワイヤの熱電特性(パワーファクター)がバルク焼結体のそれを上回ることを明らかにし、室温付近で2つのホッピング伝導機構の移り変わりが見られるナノワイヤ特有の伝導機構を見出した。ナノワイヤではフォノン散乱が顕著になるサイズ効果が働くことも見出し、ナノワイヤを用いた熱電素子では効率の高い熱電発電が期待できることを明らかにした。
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