研究課題
基盤研究(B)
本研究では、高移動度高分子有機半導体が示す液晶性を積極的に活用し、分子配向制御可能な薄膜形成プロセスの開発を行った。高分子有機半導体のエッジオン配向を誘起する撥水性ゲート絶縁膜表面への塗布を可能とする「セルフアシステッド・フロー・コーティング法」を確立し、a-Siに匹敵する電界効果移動度で、電界効果トランジスタの素子間のばらつき3%以下を達成した。更に、高分子有機半導体骨格の高い面内配向秩序度を達成するための配向誘起層の開発を行った。フロー・コーティング法と配向誘起層を併用することによって、高配向高分子有機半導体薄膜の作製に成功した。
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