研究課題/領域番号 |
25286063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 大阪大学 (2014-2015) 千葉大学 (2013) |
研究代表者 |
中嶋 誠 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センタ, 准教授 (40361662)
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研究分担者 |
音 賢一 千葉大学, 大学院理学研究科, 教授 (30263198)
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連携研究者 |
末元 徹 東京大学, 物性研究所, 教授 (50134052)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / スピントロニクス / スピンダイナミクス / 磁性体 / メタマテリアル / 近接場 / 非線形光学効果 / 磁性 / 超高速 / 半導体物性 |
研究成果の概要 |
テラヘルツ波パルスの磁場成分を用いることで、磁性体におけるスピンシステムの超高速ダイナミクスの解明やスピン操作を目的として研究を行った。高強度テラヘルツ波光源の開発を行うとともに、金属微細構造体・メタマテリアルをErFeO3試料表面に作成することで、誘起するスピン歳差運動を1桁程度増幅することに成功した。さらに光誘起スピン再配列転移の磁化配向の超高速制御を、テラヘルツ波パルスと光パルスのコヒーレント制御で実効可能であることを明らかにした。これは、スピン再配列転移の初期過程において、テラヘルツ波パルスによって摂動を与えることで、最終状態における巨視的な磁化の配向の制御を可能にしたものである。
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