研究課題
基盤研究(B)
本研究は市販製品を応用して中小口径望遠鏡に適した安価な補償光学装置を開発し、ハッブル宇宙望遠鏡、あるいは高価な補償光学装置を搭載した大口径望遠鏡によってのみ達成されている高い角度分解能に匹敵する画像の取得を、安価かつ容易に実現することを目的としている。補償光学装置の鍵となる可変形鏡については、ピエゾアクチュエータを使用した市販の製品を採用し、口径1-1.5m望遠鏡による可視観測を想定した補償光学システムを構築し、実験室内での調整と性能評価を行っている。今後、国内小口径望遠鏡に搭載して試験ののち、気象条件の良い海外小口径望遠鏡に搭載して試験を行い、補償光学装置としての性能評価を行う予定である。
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