研究課題/領域番号 |
25287055
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
中村 正吾 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (50212098)
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連携研究者 |
俵 裕子 高エネルギー加速器研究機構, 放射線科学センター, 准教授 (30188453)
春山 富義 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (90181031)
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研究協力者 |
大山 修平
吉田 真央
濱西 亮
長井 真也
御供田 崇
小野 隼人
日野 陽太
武田 紘樹
八木 大介
中村 進
狩野 芳樹
安達 佑哉
三原 智
笠見 勝祐
佐々木 慎一
藤井 景子
村山 育子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
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キーワード | 液体キセノン / シンチレータ / 赤外発光 |
研究成果の概要 |
液体キセノンシンチレータについて,真空紫外領域に加え波長が1,700 nm以下の近赤外領域でも発光スペクトルを測定した。液体キセノンは放射線源からのガンマ線で励起し,真空紫外領域の発光と同期する近赤外領域の光子を光電子増倍管と分光器を用いて測定した。結果として,波長が1,300 nm付近で従来に報告されていた発光は認められなかったが,700-1,100 nmの波長領域で未報告の有意な発光を新たに確認した。その近赤外領域の総光子数は真空紫外領域の光子数の17±5 %だった。この近赤外発光は,キセノン原子の励起準位間の遷移によるものと考えて辻褄が合う。
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