研究課題/領域番号 |
25287058
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高柳 匡 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (10432353)
|
研究協力者 |
笠 真生 イリノイ大学, アーバナシャンペーン校, 助教授
芝 暢郎 日本学術振興会, 特別研究員(PD)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2015年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | ゲージ重力対応 / 超弦理論 / 量子エンタングルメント / 共形場理論 / AdS/CFT対応 |
研究成果の概要 |
ミクロな物理法則を説明する量子論に特有の性質である「量子エンタングルメント」の強さを表す量がエンタングルメント・エントロピーである。ゲージ重力対応(AdS/CFT対応)を用いると、このエンタングルメント・エントロピーが、重力理論の時空の面積として計算できる。このことから、重力理論の時空は量子エンタングルメントの集合体と解釈できることが予想される。この対応を詳しく調べるために、量子系(共形場理論)の励起状態のエンタングルメント・エントロピーを多くの例で計算し、アインシュタイン方程式をはじめとして重力理論のダイナミクスがエンタングルメント・エントロピーのダイナミクスと等価であることを見出した。
|