研究課題
基盤研究(B)
強誘電体と強磁性体の界面における電子状態と構造を,原子層レベルで深さ分解して観察するために,軟X線を試料に照射し,軟X線吸収に伴って放出される蛍光X線を角度分解して取り込むことで,様々な検出深度をもつ一連のX線吸収スペクトル群を測定する,蛍光収量深さ分解X線吸収分光法を開発した。この手法を,強誘電体であるBaTiO3と強磁性体であるFeの界面に適用し,界面にFe酸化物が存在することを明らかにするとともに,積極的に界面に酸化物を挿入することで,新しい電界効果が発現することを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 4件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 5件、 招待講演 3件)
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