研究課題/領域番号 |
25287083
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
瀧川 仁 東京大学, 物性研究所, 教授 (10179575)
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連携研究者 |
中辻 知 東京大学, 物性研究所, 教授 (70362431)
北川 健太郎 東京大学, 理学系研究科, 講師 (90567661)
廣井 善二 東京大学, 物性研究所, 教授 (30192719)
上床 美也 東京大学, 物性研究所, 教授 (40213524)
吉田 誠 東京大学, 物性研究所, 助教 (40379475)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 核磁気共鳴 / 量子相転移 / 極限環境 / 量子スピン系 / 重い電子系 / 極限条件 |
研究成果の概要 |
本研究では、移金属元素や希土類元素を含む化合物が強磁場、高圧、極低温などの極限的な環境下に置かれたときに、電子間の強い相互作用が引き起こす新奇な量子状態を、核磁気共鳴によって微視的に解明することを目指した。フラストレーションを持つ低次元スピン系に関しては、強磁場下において磁化が量子化される磁化プラトー現象や、磁気励起が束縛対を形成するスピンネマティック相関を観測することに成功した。また非磁性2重項の結晶場基底状態を持つプラセオジウム化合物に対して、四極子秩序に伴なう結晶対称性の破れをミクロに検証し、非常に低い磁場によって異なる秩序変数の間の量子相転移が発現することを見出した。
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