研究課題/領域番号 |
25287098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
早川 尚男 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (90222223)
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研究分担者 |
内山 智香子 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30221807)
沙川 貴大 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60610805)
渡辺 優 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教 (80633271)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 非平衡散逸系 / プロトコル依存性 / 熱機関 / 粉体 / 非ガウスノイズ / 幾何学的位相 / フィードバック制御 / ゆらぎ / エンタングルメント / エントロピー / レオロジー / 量子非平衡 / 熱化 / ゆらぎの定理 |
研究成果の概要 |
粉体等の非熱的な系を典型例として散逸のある非平衡系の統計力学による一般論を論じる上でプロトコルに依存した振舞が普遍的に見られる。例えば断熱操作に屡々現れる幾何学的位相はその典型例であり、熱機関のフィードバック制御や非熱的な非ガウスノイズの研究や粉体の流れの制御としてのレオロジーの研究もその範囲内にある。それらの性質の機構を明らかにして、「熱」機関に応用しようというのが本研究計画の目的であった。 これらの課題に対して理論的に取り組み、一定の成果を挙げたために3年に年限短縮をした。また研究分担者の一人は多くの褒章に輝き、研究代表者のグループからも物理学会若手奨励賞が出る等、一定の成果を挙げた。
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