研究課題/領域番号 |
25287104
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所 |
研究代表者 |
山下 眞 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主任研究員 (00393786)
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研究分担者 |
向井 哲哉 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主任研究員 (70393775)
稲葉 謙介 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 研究主任 (10564990)
今井 弘光 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 研究員 (00649551)
菅 誠一郎 兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 教授 (40206389)
鈴木 隆史 兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40444096)
土浦 宏紀 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30374961)
栂 裕太 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 元素戦略磁性材料研究拠点, 研究員 (70641231)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 冷却原子気体 / 光格子 / 量子物性 / スピン / 超流動 / アトムチップ / 超伝導 / 擬一次元 / 多成分 |
研究成果の概要 |
原子のスピン自由度を利用して作成された多成分冷却原子気体が光格子中で示す新奇な量子物性を理論と実験の両面から探索した。理論的成果として、多成分系においては超流動のクーパーペア対称性や動的不安定性が成分間に働く相互作用の微妙なバランスによって著しく変化し、多様な物性の起源になっていることを解明した。一方、実験では、超伝導アトムチップ上で擬1次元的な高密度なボース凝縮体を作成し、強い量子揺らぎによって系の運動量分布が不安定になる現象を観測した。また、アトムチップ上で原子のスピン状態を制御する技術を確立し、多成分ボース凝縮体を実現した。
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