研究課題/領域番号 |
25287128
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
家森 俊彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40144315)
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研究分担者 |
能勢 正仁 京都大学, 大学院理学研究科, 助教 (90333559)
富澤 一郎 (冨澤 一郎) 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (50111696)
竹田 雅彦 京都大学, 大学院理学研究科, 助教 (30236484)
佐納 康治 朝日大学, 経営学部, 准教授 (50257531)
井口 正人 京都大学, 防災研究所, 教授 (60144391)
小山 幸伸 京都大学, 大学院理学研究科, 特定研究員 (50598513)
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連携研究者 |
品川 裕之 (独)情報通信研究機構, 電磁波計測研究所, 主任研究員 (00262915)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | acoustic gravity wave / field-aligned current / ionospheric dynamo / magnetic ripples / 重力音波 / 微細沿磁力線電流 / 微気圧変動 / 地上磁場変動 / 火山噴火 / 電離層ダイナモ / 大気波動 / SWARM衛星 / 精密磁場観測データ / 下層大気-電離圏結合 / 大気重力波 / 沿磁力線電流 / CHAMP衛星 / 磁場観測 |
研究成果の概要 |
低高度精密磁場観測衛星が、中低緯度電離圏でほぼ常時観測する微細な磁場変動(magnetic ripplesと命名)は、これまでその存在すら認識されていなかった微細な沿磁力線電流の空間構造であることを世界で初めて明らかにした。また、それらの振幅の季節・地方時・緯度依存性や変動の時間スケールなどを求めた。地理的依存性や地震・火山噴火時に地上で観測される磁場、微気圧およびGPS-TEC変動も考慮することにより、それらが、下層大気の擾乱を起源とし、電離圏まで伝搬した重力音波が、電離層でのダイナモ作用を介して電離層に電流を流し、それが磁力線に沿って発散し沿磁力線電流になっていることを明らかにした。
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