研究課題/領域番号 |
25287141
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 美千彦 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70260528)
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研究分担者 |
嶋野 岳人 常葉大学, 環境学研究科, 准教授 (70396894)
安井 真也 日本大学, 文理学部, 准教授 (90287566)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
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キーワード | 火山噴火 / 噴火様式 / 石基 / マイクロライト / ナノライト / 表面張力 / 気泡 / ブルカノ式噴火 / 火山 / 噴火 / マグマ / 発泡 / 脱ガス / 火山爆発 / 石基鉱物 / 火成岩 / 結晶サイズ分布 |
研究成果の概要 |
火道浅部での噴火様式の分岐条件を理解するため、2011年新燃岳噴出物の記載岩石学的研究を行った。爆発性の異なる噴火の噴出物は、マイクロライトでは区別がつかないものの、ナノライトの鉱物組み合わせによって明確に区別されることがわかった。さらに、石質岩片の中に、20~30 nm以下のウルトラナノライトを発見した。また安山岩質軽石の加熱実験を行い、界面張力により駆動される発泡組織の緩和を調べた。実験産物の内部空隙構造は1000°Cで数十分以下で緩和し、自己圧密を起こして低連結性の構造となった。この時間スケールは活発なブルカノ式爆発の間隔に相当し、過剰圧蓄積メカニズムに関与すると考えられる。
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