研究課題/領域番号 |
25288010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
浜口 宏夫 早稲田大学, ナノ・ライフ創新研究機構, 教授 (00092297)
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研究分担者 |
石橋 孝章 筑波大学, 数理物質科学研究科, 教授 (70232337)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2013年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | ラマン分光 / 分子イメージング / 絶対散乱断面積 / 生細胞 / ラマン散乱断面積 / 水素分子 / ベンゼン / 生体分子 |
研究成果の概要 |
ラマン分光による生細胞の絶対定量的分子イメージングのための基礎研究として、基本的分子の絶対ラマン散乱断面積の決定を試みた。量子化学計算により、水素分子の分極率テンソルを計算した。計算値は既報の分極率の異方性およびその結合距離に関する一次および二次の微係数を良く再現した。この理論値を用いて、水素分子の回転ラマン絶対散乱断面積を計算し、ラマン散乱強度決定のための一次標準とした。水素ガスおよび気体ベンゼンのラマン散乱強度を同一条件下で測定し、気体ベンゼンの絶対ラマン散乱断面積を決定した。得られた気体ベンゼンの絶対ラマン散乱断面積を誘電場補正により液体の値の換算すると、文献値と誤差範囲内で一致した。
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